「不動産売却動画」の記事一覧(79件)
カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/08/01 10:56
~人に知られずに売却する方法~
☺:ご近所に知られずに売却したいのですが・・・
A:一般的な売却活動というのが、ネット広告やチラシなどで集客し、内覧を行い買主を探す方法で、これらをせずに売却したいということですね。
☺:はい、周りに売出価格などが広まるのが嫌で・・・
A:この場合「業者買取」というものがございます。「業者買取」は買取相手が業者になるため、先ほどお伝えした一般的な売却活動をせず売却することが出来ます。
☺業者に買い取ってもらうという手段もあるんですね!それなら誰にも知られず売却できるので安心ですね。
A:しかし、「業者買取」にはメリットとデメリットそれぞれ存在するので注意が必要です。
まずメリットに関しては物件の宣伝や広告は必要ないので、一般に公開される情報というのはほとんどないに等しい点、次に室内の見栄えにこだわらなくてよい点、一般的な売却活動に比べると、買取業者は次に売るときに自社でリフォームをして売るので、多少の汚れや見栄えの悪さはあまり査定金額に反映されません。
今の状態でそのまま査定してもらえるので、売却のための準備がそれほど必要ないのもメリットです。
Q:デメリットは何ですか?
A:デメリットですが一般的な売却活動よりも売却価格が低めになる点、業者が買い取った後は、自分で使うのではなく再度きれいにリフォームをして売却することがほとんどです。買取業者もその差額で利益をあげているので、そのマージン分は仲介に比べると価格が下がってしまう傾向があります。
一般的に、仲介価格の7割以下での買取になることが多いです。
Q:そうなんですね、他に周りに知られずに売却する方法はありますか?
A:広告を何も打つことができない場合は、自社での見込み客や来店客のみに紹介する形で買主を探します。
しかし、自社の見込み客も限りがありますし、来店客も最近はネットの反響で来ることが多いので、決して飛び込みのお客様は多くありません。
基本的に人づての紹介になるので、物件情報を非公開で仲介売却するのはかなり難しいのが現状です。
また近隣の人が購入希望者のケースもあり、広告活動を限定的にして、極力知られないようにしても、内覧に訪れるのは近所の顔見知りという可能性もあります。
こうしたケースは意外に多いので、たとえ限定的な売却活動をしても周りに全く知られずに売却するということは難しいです。
なので「絶対に知られたくない」という場合は「業者買取」をお勧めします。
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尾張エリアに強く売却経験の豊富なスタッフが
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/27 11:46
~所得費が分からない場合~
Q:不動産って、売却した時に税金がかかるんですよね?
A:居住用の不動産を売却した際など、様々な特例はありますが、売却つまり譲渡したことで利益が発生した場合は、基本的に不動産譲渡所得税が課税されます。
Q:利益が出たかどうかはどうやって計算するんですか?
A:売却した額から、その不動産を取得した際の「取得費用」と売却の際の「譲渡費用」を差引して計算します。
Q:売却は最近の事なのですぐにわかると思うのですが、取得って場合によってはかなり昔ですよね。
A:確かに長らく住まれたマイホームや、親族から相続した場合などは何十年前と言う事は良くあります。
Q:そんなに前の書類が残ってないケースもありますよね。取得費が分からないと言う事起きませんか?
A:不動産売却をされる方で、既に契約書を紛失されていたり、書類を相続時に処分されている事もけっこうありますね。引っ越しの際に行方不明になることもあります。
Q:それだと計算できないですよね。どうするんですか?
A:取得費が不明な場合は、その不動産を譲渡したことで得た金額の5%相当額を「概算取得費」として計算します。例えば、1,000万円で譲渡したのであれば50万円、2,000万円で譲渡したのであれば100万円が取得費となります。
Q:ちゃんと想定されているんですね。でも、5%ってかなり低くないですか?
A:そうですね。例えば、いわゆるバブルと言われる時代は現在の相場よりも高い場合が多いですね。
Q:そうなると、本当は売却で利益が出ていないのに利益が出ている事になるんですか。
A:そういうこともあり得ますので、まずは良く探す事、それらしい書類があれば不動産の担当者に見てもらう事をお勧めします。古い書類や専門的な書類で分かりづらい事もありますし、提携の司法書士に確認してもらう事などもできるかと思います。
Q:それでも無い場合は諦めるしかないですか?
A:登記簿謄本に設定されている抵当権の設定金額や、『市街地 価格指数』を用いる方法などもあるようです。
方法はあるんですね!
全てに適用できるとは限りませんし、最終は税務署の判断となります。
ただ、これらの経験のある税理士に相談できれば多角的にアドバイスがもらえる事もあるかと思います。
不動産の税金に長けた税理士と提携している不動業者も多いかと思いますので、まずは相談してみるのが良いかと思います。
☺:なるほど、まずは相談ですね。
A:はい、建物の減価償却などの計算など、単純に差し引きだけではないです。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/21 09:52
~住みながらでも売れるの?~
Q:売却を検討しているのですが、住みながらでも売ることはできるのですか?
A:はい、できます。
Q:そうなんですね。何だか気まずいような気がしますが・・・(?)
A:確かに、購入検討者にウチを見学された場合、多少の気まずさはあるかもしれませんね。ですが、多くの不動産売却をされる方は、住みながら売却活動をされる方がほとんどです。
Q:そうなんですか。住ながら売却活動をされる方って、どんな方が多いのでしょうか?
A:そうですね、「住み替えのお客様」が多いです。
Q:住み替えですか?
A:はい、住み替えです。いま住んでいる不動産を売却して、その売却資金を元に次の物件を購入される場合、その不動産が「いつ売れるのか」「いくらで売れるのか」分からないと、次の購入物件の時期も迷われるのではないでしょうか。
☺:確かに、先に不動産を購入して、所有している不動産が売れなかったら困りますね。
▶そうなんです。資金に余裕があれば良いのですが、先に売却を済ませてから、
次の物件の購入を決めた方が、最悪のケースが防げると思います。
Q:最悪のケースって何ですか?
A:はい、最悪のケースとは、購入した住宅ローンと売却予定の住宅ローンを同時に支払うことです。
☺:それは。嫌ですね。
A:はい、出来れば避けたい事態ですが、実際に良い物件が見つかり先に物件を購入したが、売却がスムーズにいかず、住宅ローンを同時に支払うことや、希望金額を下回って売却したなんてケースはたくさんあります。
Q:それを避けるためには、どうしたら良いですかね?
A:次の物件を、どうしても先に買わなければならない場合以外は、まずは売却からスタートした方が良いと思います。
☺:なるほど。だから、住みながら売る方が多いのですね。
A:そうです。また、住みながらの売却活動を行えれば、資金面を確定した後、次の住替え先を決めれるメリットがあります。心と懐に余裕が出来ますよね。
Q:他に何か注意することってありますか?
A:そうですね。購入検討者がウチの見学をされますので、案内は売却を依頼されたプロの営業マンに任せて、売主の方は、聞かれたことのみお答えする方が早期売却に繋がることが多いです。
☺:わかりました。売却の際には、不動産のプロの方にお任せしたいと思います。
A:はい。その方が良いと思います。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/20 13:20
~不動産売却の疑問~
Q:不動産の売却を考えているのですが、他の方からはどのような質問を受けることが多いですか?
A:そうですね。ご売却の理由や経緯によっても異なるのですが、一般的には、どれくらいの期間で売却できるのか、売却にかかる費用はどれくらいなのか、今は売り時なのか、住みながら売ることができるのか等があります。
Q:なるほど。確かにどれも気になることばかりですね。ちなみに今は売り時なのですか?
A:はい。今は売り時と言えます。
コロナ禍においても不動産売買は積極的に行われ、当社グループでも例年以上に多くのお客様の不動産売却のお手伝いをさせていただいております。
☺:そうなんですか。自粛続きの中でも不動産を売買する人は多かったんですね。
A:はい。オンラインでご相談させていただいたり、実際にお会いする際も注意を払いながら商談をさせていただくなど、従来とは少しやり方をかえながらお手伝いさせていただきました。
Q:そうすると、売却にかかる期間はこれまでと変わらないくらいですか?
A:そうですね。地域によっても差があるのですが、概ね3か月から半年が一つの目安となります。
また、相場に対してどれくらいの金額で売却をスタートするかによっても期間は変動します。
Q:3か月よりも早く売れるということは、安く売却してしまったということですか?
A:確かにそのように思われる方もいらっしゃるのですが、そういう事ではないのです。
購入する不動産を探している方は、それぞれ家探しをスタートする時期が異なります。探している方にとっては半年間かけてやっと気に入った不動産が見つかったと思っても、逆に売主様としては売却スタートをしてまだ間もないという事もよくあります。
不動産に限らず、新着情報というものは注目を集めやすく、売却をスタートした時点が最も買主様の目にとまりやすいのです。よく不動産はご縁ものと言われますが、まさにその通りだと思います。
☺:なるほど。そういう事を予め知っておくのと知らないとでは気持ちの部分で全然違いますね。
▶そうですよね。そういう意味でもご売却に関する疑問に対してしっかりと回答させていただくことはもちろんのこと、お客様に知っておいていただきたい事や注意点などを一歩先にご説明させていただける不動産会社を選んでいただくことをお勧めします。
☺:確かにそうですね。不動産の売買はそう何度もすることではないので、予め教えていただけると助かりますね。
▶おっしゃる通りで、不動産売買において、「何がわからないかがわからない」まま売買を進めるのではなく、ご理解いただきたいこと等をしっかりと説明しながらお手伝いができる不動産会社を選んでいただくことが大事です。
今回は売却の期間や売り時かどうかの説明だけでしたが、その他にも多くの疑問がでてくるかと思いますので、お気軽にご質問ご相談いただければと思います。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/18 10:30
査定価格と売出価格
Q:自宅の査定を依頼したら「査定価格」を提示されたのですが、この金額で売り出ししないといけないのですか?
A:いえ、「査定価格」とは「売出価格」を決めるにあたって不動産会社がアドバイスする価格なので、必ずしも査定価格で売り出す必要はありません。
Q:「査定価格」と「売出価格」の違いって何ですか?
A:「査定価格」は、営業担当者が物件を評価し、周辺の相場などをもとに適正と思われる価格を算出した価格です。
次に「売出価格」は不動産会社が出した査定価格を基に、売主様の希望やご売却の理由、同一マンション内また同一エリア内の売出状況を見て相談をして決める価格になります。
Q:なるほど、高く売るためには高めの「売出価格」を希望すればいいんですね
A:いえ、査定価格を大きく上回る「売出価格」で売りに出されると、売れるまでに長い期間を要し、結局査定金額を下回る額でしか売れなかったというケースもあるので売却ご事情を踏まえて
「売出価格」を決定していただくのが良いかと思います。
Q:売却理由によって「売出価格」も変わってくるんですね。どのようなパターンがあるのですか?
A:例えば時間的余裕がある場合、購入希望者をゆっくり待つ余裕がありますので、ご自身が希望する「売却希望価格」を「売出価格」としてそのまま設定し、その価格で購入してくれる買主を待つこともできます。
なので、極論を言えば、査定価格が4,000万円だったとしても、売出価格を5,000万円に設定することも可能です。
ただ査定価格は、不動産会社が持つ独自のデータを踏まえ、プロの目で判断・分析して算出している価格となりますので、「査定価格」からあまりにもかけ離れた「売出価格」となってしまうと先ほどもお伝えしたように最終的に査定金額を下回る額でしか売れないというケースも考えられます。
そのため時間的余裕がある場合でも「査定価格」をベースに不動産会社のアドバイスも踏まえた「売出価格」を設定することがおすすめです。
Q:反対に時間に余裕がない場合はどうすればよいですか?
A:たとえば相続税の納付期限が決まっている場合や住まいの買い換えで購入する物件が先に決まっている場合などは売却期間に余裕がないため早期に不動産を売却して現金化しなればなりません。
そのため不動産仲介会社が提示した「査定価格」を「売出価格」として設定し、売却不動産への問合せ状況やご内覧いただいた購入検討者の状況をみながら、段階的に売り出し価格を下げていくことで、売却期限までに間に合わせることができます。
☺どちらも営業担当者とよく相談することが大切なんですね
A:はい、売却理由は人によって様々で、その理由に合わせて「売出価格」を設定することが大切です。
不動産の市場相場からかけ離れた売出価格に設定してしまうことで、取引が成立するまでに長期間かかり、売却スケジュールが遅れてしまうことや希望売却価格を大幅に下回った価格での売却となってしまうことは避けなければなりません。
そのためにも適正な売却査定価格が提案できる不動産仲会社選びが重要です。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/14 10:10
~契約と決済(決済って何?)~
Q:不動産の取引って、契約と決済がありますよね。仮契約と本契約みたいなものですか?
ただ、不動産の取引では契約と同時に物件の引き渡し等を行うことができないケースが多く、
それらを決済の際に行うことが一般的です。
Q:契約と引き渡しなどが同時にできないのは、どんなケースですか?
A:例えば、融資を利用する場合や、居住中での売却、更地や測量してからの引き渡しの場合などです。
融資を利用する場合、申込には契約書などが必要となります。
居住中の場合や買い替えの場合、売却の契約の後に、引っ越すことになります。
さらに更地渡しですと、ここから解体作業や建物滅失登記が必要となります。
ですので、金額はもちろん、残代金支払いや引き渡しの期日、引き渡し時の条件などの
特約事項なども記した契約書を作成し、記名押印することで売買契約を締結します。
Q:では、決済とはどんなことを行うんですか?
A:はい、残代金の支払い、所有権の移転登記です。
通常、買主様が融資を受ける金融機関で行うのが一般的です。
買主様と売主様、不動産業者だけでなく、司法書士が立ち会います。
売主様から所有権移転登記に必要な書類や本人確認を司法書士が行い、問題が無ければ融資の実行を行います。
登記に関する書類への記入以外に、買主様は残代金や各清算金、仲介手数料や登記・火災保険に関する支払いの伝票の記載、売主様は買主様から頂く各代金の振込伝票、領収書の記入などを行います。
それらの手続きが終われば鍵の引き渡しを行います。
引き渡した鍵の各本数、境界確認書や合意書など書類の内容、引渡日を記載した引渡完了確認書を作成し、署名押印を頂きます。
Q:それでやっと終了ですか?
A:売主様が住宅ローンを利用していた場合には、抵当権の抹消が必要となります。
売主様は仲介担当者・司法書士と一緒に利用していた住宅ローンの銀行に行き、一括返済の手続きと、抵当権抹消書類を取得します。
売主様はここで手続き完了ですが、司法書士はここから、法務局に行き、抵当権の抹消と所有権移転、新たな抵当権設定の登記申請をおこないます。
抵当権の抹消書類は事前に手続きが必要ですし、印鑑証明書や住民票・戸籍の附票などの必要書類もあります。
諸費用含め、トータルで必要な金額の明細もわからないですよね。
仲介の担当者は、日々これらの業務を行っています。
仲介手数料には、これらの手続きを安全にスムーズに進めるための費用でもあります。
☺なるほど、よくわかりました。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/13 10:22
古い家を高く売るポイント
Q:古い家は売れるのでしょうか?
A:はい、もちろん大丈夫です!
築年数が経った家でも、リフォームや建替えをされる方もおられますので、問題ありません。
Q:そうですか。知り合いから古い家の場合には、「更地」にした方が「高く売れる」と聞いたのですが、本当でしょうか?
A:はい、それは本当です。
更地にして売り出した場合、土地の用途が広がって、購入希望者様が増えることが多いです。
その結果、高く売れるケースもあります。
また、建物を所有しなくなった場合、空き家が残っていた場合に起こる倒壊や放火の心配もなくなりますので、売主様も安心ですよね。
Q:分かりました。ちなみに、更地で売却する際に注意することはあるのでしょうか?
A:はい、あります。
更地にして売却する場合、3つ注意ください。
①家などの解体費用を出す。
②固定資産税の軽減が受けられない。
③隣の土地の所有者との打ち合わせをする。
この3つです。
Q:詳しく教えてもらえますか?
A:はい。
まず、①解体費用は、現存の建物を取り壊す費用です。
数十万から数百万かかる場合があります。
続いて、②は土地と建物を所有していると「固定資産税」がかかりますが、居住用の宅地においては、200平米以下の部分は、課税標準額が6分の1になるという軽減措置があります。
建物を取り壊した場合、この軽減措置が受けられなくなります。
最後に、③は建物を取り壊す際に、隣の土地の所有者と話し合いが必要になりますので、注意が必要です。
Q:更地にして売った方が良い事は分かりましたが、現状で売った方が良い場合もあるのでしょうか?
A:はい。その場合もあります。
Q:それはどの様な場合でしょうか。
A:はい。更地にせず、そのまま売却した方が良い場合は、5つあります。
Q:詳しく教えて頂けますか?
A:はい。まずは、1つ目、建物がまだ利用できるビルやRC造などの場合です。
2つ目。古民家など、古いことに価値がある物件の場合です。
3つ目。解体が困難な場合です。例えば、足場を組む場所がないなどです。
4つ目。解体費用が著しく高い場合です。
最後は、手元に解体費用がない場合などです。
このような項目に該当する場合には、現状のまま売却された方が良いかもしれませんね。
☺わかりました。まずは自宅の状況を確認してみます。
▶はい。その方がよいですね。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/11 10:25
~売却の流れ~
Q:自宅を売却しようと考えているのですが、どのように進めたら良いのでしょうか。
A:ご売却の事情やスケジュールによって、売却の進め方が少し変わってくることもありますので、まずは不動産会社にご相談ください。
住宅ローンの残りがあるのか、諸費用としてどれくらいかかるのか、その他にもその方に合ったサービスのご提案をさせていただきます。
Q:なるほど。査定額を出していただくのは次のステップになるのですか?
A:はい。近年では一括査定サイトをご利用になる方も多く、最初のご相談と査定額のご提案が同じタイミングになることも増えておりますが、ご相談をいただいた後に査定をさせていただくことになります。
Q:査定額はどれくらいでわかるのですか?
A:早ければご依頼をいただいた当日にもお伝えすることができます。
良くご質問いただくのですが、査定額と実際の売り出し金額は別物です。
売り出し金額はこちらから提案させていただくこともありますが、最終的に決めていただくのは売主様となります。
Q:売り出し金額が決まったら販売スタートになるのですか?
A:金額ももちろん大事ですが、ご事情に伴うスケジュール等も考慮して、ご売却を開始します。
その際に媒介契約書という契約書を締結させていただきます。
Q:売却活動が始まったら何かしておくことはありますか?
A:ご購入を検討されるお客様もいらっしゃいますので、現在お住まい中でしたら、お部屋の掃除をしていただきたいです。
また、検討される方は土日等に限らず、平日にもいらっしゃることがありますので、可能な限りご協力いただければと思います。
Q:どのような販売活動をされるのですか?
A:不動産ポータルサイトと言われる、物件探しをする方が利用するサイトに登録したり、レインズという不動産会社が見ることのできるサイトに登録するなど、広く広告させていただくことが一般的です。
また、オープンハウスを開催し、ご検討されている方に直接ご来場いただくこともあります。
ご事情により、あまり大々的に広告を出してほしくないという場合はご相談いただければと思います。
Q:けっこう多くの方が見に来られるのですか?
A:一概には何とも言えないです。
競合となる近隣の物件、価格、市場の動向などによって異なります。
なお、万一見学希望者が少なかった場合は金額の見直しをご相談させていただくこともあります。
これは暗に安くするという訳ではなく、できるだけ高く、かつ早期に売るためだと思ってください。
Q:購入希望者が現れたらどうするのですか?
A:その際は購入申込書という書面を提示させていただきます。
売買金額、手付金額、引き渡し時期などをご確認いただき、双方で合意に至ったら売買契約へと進みます。
Q:契約が済めばひと段落ですかね。
A:いえ、ここからが大事なところです。
引渡し日までにお引越しを完了させるのと、引渡し決済のご準備もありますし、買主様が住宅ローンを利用される場合、銀行からローンの承認を得られない場合は契約が白紙解約になってしまうこともあります。
また、引き渡し後も契約不適合責任という責任が一定期間残ります。
☺それはまだまだ安心できないですね。
▶最後までしっかりとサポートさせていただくのが私たちの役目ですので、ご安心ください。
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/06 10:49
~契約不適合責任~
Q:瑕疵担保責任はよく聞くんですが、契約不適合責任って何ですか?
A:はい、まず「瑕疵」とは欠陥・不具合という意味ですが、不動産取引においては、購入段階では気付かず、実際に住み始めてから発見されるような欠陥や不具合のことを指します。
そのため、「隠れた瑕疵」とも呼ばれています。
売買後に売主が知らなかった瑕疵が発見された場合に、売主が責任を負う範囲や対応する期間を定めたものを「瑕疵担保責任」といいますが、2020年4月1日から法改正により「契約不適合責任」に変わりました。
Q:瑕疵担保責任と契約不適合責任の違いは何ですか?
A:瑕疵担保責任と契約不適合責任の大きな違いとしては瑕疵担保責任では買主が請求できるのは「契約解除」と「損害賠償」の2つだけだったのに対し、契約不適合責任では「追完請求」「代金減額請求」「催告解除」「無催告解除」「損害賠償請求」の5つが請求できるようになったことが挙げられます。
Q:その5つ請求ってどのような請求なのですか?
A:まず一つ目の追完請求とは、契約内容と異なっている部分を、買主が契約通りにするよう請求することです。
民法改正前は、まずは「買主が瑕疵を知らなかった」ことを証明する必要がありましたが、契約不適合責任では契約内容と合っているかいないかが問題になるため、買主は請求しやすくなりました。
なお、契約内容と異なるものを売った場合、売主は落ち度がなくても追完請求されます。
☺買主が請求できるかどうかがより分かりやすくなったんですね!
A:そうですね!次に二つ目の代金減額請求とは追完請求の修補を請求しても売主が修理をしないとき、あるいは修理が不能であるときに認められる権利です。
あくまでも追完請求がメインの請求であり、それが駄目な場合には代金減額請求ができます。
ただし、明らかに直せないもの、履行の追完が不能であるときは、買主は直ちに代金の減額請求をすることが定められています。
そして三つ目の催告解除は追完請求をしたにも関わらず、売主がそれに応じない場合に買主が催告して解除できる権利です。
売主が追完請求に応じない場合、買主は「代金減額請求」と「催告解除」の2つの選択肢を持っていることになります。
契約解除された場合、売主は買主に売買代金を返還しなければなりません。
☺買主が売主に対して取れる選択が増えたんですね!
A:そうですね、次に四つ目の無催告解除は、契約不適合により「契約の目的を達しないとき」に行うことができます。逆にいえば、若干の不具合程度で契約の目的が達成できる場合は無催告解除は認められないということになります。
最後に五つ目の損害賠償請求は契約不適合があった場合、買主は損害賠償請求をする権利が認められています。
民法改正後、売主に落ち度や過失がない場合は、売主は損害賠償義務を免れるということが明文化されました。
☺買主は請求できることが増え、売主は責任が増えたんですね
A:はい、また追完請求でもお話ししたように瑕疵担保責任ではそもそも論として瑕疵かどうかを問うだけで大変な手間でしたが、契約不適合責任であれば契約内容と一致しているかどうかがポイントになるので、問題の有無をはっきりさせやすくなりましたが一方で、不動産の不具合等が契約内容に記載されているならば、その不具合について契約不適合を問うことはできません。
そのため、しっかりと契約内容を吟味する必要があります。
また「瑕疵担保責任」と同じで、契約不適合責任も任意規定なので、実際の契約書の内容がどうなっているかが非常に重要になりますので、いざ売る時、買う時はしっかりと契約書を確認する事が大事ですね。
A:はい、そうですね。わからないことがあれば営業担当者へしっかりヒアリングしましょう
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カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2023/07/04 10:13
~空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除~
Q:相続した実家でも3000万円の特別控除が使えるって聞いたんですが・・・
A:はい、相続によって空家になった不動産を、相続された方が一定の要件を満たして売却した場合、譲渡所得から3000万円を控除することができます。
Q:それは昔からあった制度なんですか。
A:2016年4月1日からの時限立法で、2023年12月31日までとなっています。
Q:最近の話なんですね。なぜできたんですか。
A:少子高齢化、人口減少に伴って増加し続ける空家を減らそうと、国策である「空家等対策の推進に関する特別措置法」の税制上の措置としてできたものです。
Q:空家対策が目的なんですね。では、どんな要件があるのでしょうか。
A:特例の対象となる「被相続人居住用家屋」とは、相続の開始の直前において被相続人の居住の用に供されていた家屋で、次の3つの要件全てに当てはまるものをいいます。
1、昭和56年5月31日以前に建築されていること。
2、区分所有建物登記がされている建物でないこと。
3、相続の開始の直前において、被相続人以外に居住していた人がいなかったこと。
になります。
☺昭和56年より以前の建物なんですね。
A:はい、昭和56年5月31日以前に建築確認を受けた建物を「旧耐震基準」というのですが、そちらが対象になります。
周辺の生活環境に悪影響を及ぼす恐れのある空家建物のうち、4分の3が旧耐震基準の建物と言われています。
これらの対策が前提の為、建築時期の制限が設けられています。
Q:区分所有建物というと・・・?
A:建物の中で複数に区分され、各戸が住居・店舗・事務所等の用途で構成されている建物のことで、マンションなどが分かりやすいと思います。
☺一人で居住していたものでないとダメなんですね。
A:はい、他に居住している人がいると空家ではないので、対策の趣旨とは異なってきますからね。
Q:逆に、老人ホームなどに入ってしまっていた場合はどうですか。
A:老人ホーム等への入所直前まで居住していて、要介護・要支援認定を受け老人ホーム等に入所し、相続開始直前まで老人ホーム等に入所をしていた、等の要件を満たせば適用の対象となります。
Q:賃貸で貸したりしていた場合はどうですか。
A:事業、貸付、居住の用に供されていない事、という要件がありますので適用の対象にはなりません。
また、これは相続後から売却までの間も同じ要件となっていますので注意が必要です。
Q:その要件を満たせば適用ですか。
A:いえ、空家対策と建替促進が趣旨ですので、売主様で耐震基準に適合するよう耐震補強をするか、建物を解体し更地にして引き渡す必要があります。
Q:たくさん要件がありますが、全て満たしていれば何十年も前に相続した物件でも良いのですか。
A:いえ、これは相続が発生してから3年を経過する日の属する年の12月31日まで、となっています。
そしてその期限が2023年の12月31日までとなっています。
☺期間が限られているんですね。
A:はい、そうです。それ以外にも譲渡価格が1億円以下であったり、親子や夫婦など特別の関係がある人以外への譲渡であるなど様々な要件があり、手続きや証明書類があり、確定申告の必要があります。
☺これはかなり難易度が高そうですね。
A:相続登記には司法書士、建物の滅失登記には土地家屋調査士、税金に関しては税理士、解体には解体業者と、様々な専門家との連携が必要となります。
買主様を探すだけでなく、それらを紹介、調整してくれる不動産業者を探すことが重要になってくると思います。
☺わかりました。有難うございます。
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